財団南秀会


財団法人 南秀会 (概要)


1、創設
昭和52年12月6日「財団法人南秀会」設立認可

2、目的
経済困難な環境下にあり学術優秀、品行方性な学生に奨学金を贈り社会に有用な人材を育成するとともに地域社会の文化向上と学校教育の発展向上に寄与する。(財団寄付行為第3条)

3、事業
(1) 奨学金の給付
(2) 学校教育に関する助成
(3) 地域社会の文化的事業への助成(財団寄付行為第4条)

4、設立の動機(時代背景)
(1) 昭和45年前後、本土での学園紛争の波は宮古高校にも及び伝統ある本校の校風に暗い影を落とし、進学率も低迷した。
   
(2) 同窓会は、学校創立50周年(昭和53年)に向け財団法人設立へと動き出す。自費沖縄留学制度(昭和30年創設)は廃止され、国費沖縄留学制度(昭和28年創設)も先細りの様相であった。
 そうした状況下で同窓会独自の奨学生制度をつくりたい、母校への支援活動をしたいとの強い願望が財団法人南秀会を生み出した。財団設立には多くの関係者のご苦労も然る事ながら初代理事長 宮国泰誠先生の強力なリーダーシップに依ること大であった。

5、歴代理事長
初代 宮国泰誠氏  (宮中2期) 昭和53年〜昭和63年
二代 伊志嶺恵典氏 (宮中6期) 平成元年〜平成3年
三代 松原清吉氏  (宮中14期) 平成4年〜平成14年
四代 岡村一男氏  (宮校2期) 平成15年〜

6、基金の寄贈
 財団への理解と関心も高まり同窓会員からの浄財が寄せられるようになる。昭和58年宮中1期生、池村恒正氏他9名が卒業50周年の記念に(財)南秀会へ113万円を寄贈する。
 これを契機に「卒業50周年を祝う会」が毎年開催されるようになり祝う会に集う同窓会員からの寄金寄贈は定着し、今日では慣例となっている。
 (財)南秀会は創設以来今年(平成19年)は30周年という節目の年となりました。着実に実績も上げております。同窓会設立目的の三本柱の一つである「人材育成事業」を今後共支援し続けたい。
 また、平成20年は母校設立80周年の佳節となります。母校発展のため、同窓会員の更なるご支援とご協力を賜りたい。

7、奨学金給付実績(平成19年3月末現在)
(1) 給付金支給開始 昭和53年(給付期間3〜4年)
(2) 給付人数 累計 43人(年間3人)
(3) 給付金額 累計 3,624万円(月額2万円)
(奨学金給付対象者は宮古高校卒業者に限る:運用規定)

8、南秀同窓会・(財)南秀会の事務所
事務所 宮古高等学校内
電 話 0980・72・2118
FAX 0980・72・8209
所在地 〒906-0012
    沖縄県宮古島市平良字西里718-1
    宮古高等学校内  南秀同窓会