会長就任に当たって 砂川真栄(宮高9期生)



 私は宮高9期卆の砂川真栄と申します。この度は皆様方の推挙により会長という重責を担うことになりました。誠に力量不足ではありますが、皆様のご指導並びにご協力のもとに会のために力の限りを尽くす所存ですのでよろしくお願いします。

 私は昭和32年(1957年)に高校を卒業して上京し、大学を出て東京の会社に就職し、爾来平成13年まで40年間主として投資信託の運用業務に携わりました。私が関東南秀同窓会に接したのは、確か会社に勤めて間もない頃ではなかったかと思いますが、同期生2?3名と総会に出席した記憶があります。その当時は宮中の先輩方がほとんどで高校卒はほとんどいませんでした。年令的なギャップもあって、その後、同窓会とは疎遠になっていましたが、平成に入って前々会長の洲鎌さんから同窓会を手伝ってくれないかとお手紙を頂いて、久し振りに総会に出席したら来年度から事務局長をやれということになって、洲鎌会長の在任期間中、事務局長として手伝わせていただきました。その後は副会長として赤崎会長の下で50周年記念事業に携わり同期の友利三雄君と共に記念誌の編集を担当させていただきました。

 関東南秀同窓会はすでに半世紀を経過しその存在価値を磐石なものとし会員約400名を有しております。しかしながら、年1回の総会に出席される方々はその五分の一にも満たないのが現状です。歴代の会長並びに役員は出席率を高めるために色々と工夫をしてこられました。南秀クラブの設立、ミニ講演会、ホームページの開設などはすべて「会の活性化」を図り、年1回の総会並びに懇親会に多くの会員が集まって欲しいという狙いが込められているものと理解しています。

 関東には潜在的な会員の方々がまだたくさんいらっしゃると思います。従って、私は「会員の増強」と「総会・懇親会への出席率を高める事」を当面の目標に掲げました。そのためには如何したら良いか役員諸氏と知恵を出し合って進めて参る所存です。そしてこのことが「会員相互の親睦」を深めると共に「母校の発展」への支援にも通じる事になると思います。最後に皆様方のご指導・ご協力をお願いして会長就任の挨拶とさせていただきます。